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AIで外構図面はどこまで描ける?現役の図面屋が本音で解説

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 7月4日
  • 読了時間: 3分

ここ1~2年でAIは驚くほど進化しました。

「AIに家の写真を入れたら外構プランを作ってくれる。」「言葉で指示するだけでイメージ画像ができる。」

そんなサービスも次々と登場しています。

では、本当にAIだけで外構図面は完成するのでしょうか。

毎日外構図面を作成している立場から、現時点でのAIの実力をお伝えします。

AIが得意なこと

AIが最も得意なのは、「イメージを作ること」です。

例えば、

・ナチュラルな雰囲気・ホテルライクなデザイン・和モダン・リゾート風

といったテイストは、驚くほど短時間で表現できます。

完成イメージを見るだけなら、人が数時間かける作業を数分で行えることもあります。

また、水彩スケッチ風や手描き風のプレゼン資料も、以前とは比べものにならないほど高品質になっています。

お客様に「こんな雰囲気になりますよ」と伝えるための資料としては、とても優秀です。

AIがまだ苦手なこと

一方で、実際に工事をするための図面となると話は変わります。

例えば、

・敷地の正確な寸法・高低差や勾配・排水計画・施工できる納まり・車の切り返し・門柱やフェンスの納まり・境界条件

こうした情報は、現場ごとに条件が異なります。

AIは見た目を整えることは得意ですが、「このブロックは施工できるか」「この勾配で雨水は流れるか」といった現場判断は、まだ人の経験が必要です。

外構はデザインだけでは完成しません。

施工できて、使いやすく、安全であることも同じくらい重要です。

AIは設計者の代わりではなく、パートナー

私はAIを「仕事を奪う存在」ではなく、「仕事を助ける存在」だと考えています。

例えば、

・アイデアを広げる・プレゼン資料を魅力的にする・手描き風の水彩イメージを作る・お客様が完成をイメージしやすくする

こうした場面では、AIはとても心強い存在です。

一方で、

・ヒアリング・現場確認・図面作成・施工を考えた納まり

これらは、まだ人が担うべき役割だと感じています。

5年後にはどうなる?

AIの進化はとても速く、数年前には考えられなかったことが、今では当たり前になっています。

おそらく5年後には、「敷地図を読み込み、希望を入力すると、CADデータまで自動作成する」ような時代が来るでしょう。

しかし、それでも最後は人の判断が必要です。

「このご家族ならこちらの動線が使いやすい。」「この土地なら、この納まりのほうが長持ちする。」

こうした経験から生まれる提案は、AIだけでは難しいと考えています。

AIを使う人が選ばれる時代へ

「AIに仕事を奪われる。」

そんな言葉を耳にすることがあります。

私は少し違う考えです。

仕事を奪うのはAIではありません。

AIを上手に使いこなす人です。

私自身も、図面作成だけでなく、水彩イメージの作成やプレゼン資料づくりなど、AIを積極的に取り入れています。

これからも新しい技術を取り入れながら、現場経験とCADの知識を組み合わせ、お客様にとって分かりやすく、業者様にとって使いやすい図面をご提供していきたいと思っています。

 
 
 

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